包茎とは?

勃起時ではなく、通常時に亀頭が陰茎部を包む皮膚(包皮)に覆われている状態のことです。 ちんこは、陰茎部(サオ)と亀頭に分けられます。 陰茎部の表面は皮膚に包まれ、その皮膚の下は内側の組織と柔軟な結合しているために滑らかな動きをします。 陰茎部の皮膚が亀頭も包む状態が包茎であり、亀頭をおおっている皮膚を包皮といいます。 幼児は、亀頭が包皮に覆われ、包皮と亀頭が癒着しており包皮をむくことができません。 学童期になれば、次第に包皮と亀頭の癒着がとれ思春期の頃(第2次性徴期)には亀頭が自然に露出した状態になります。 この時期に陰茎と亀頭の成長があまりない場合、あるいは包皮の量が多い場合には、亀頭が完全に露出しません。 また、包皮の出口(包皮輪)が狭かったり亀頭と包皮が癒着していた場合も同様に亀頭が露出しません。 このように勃起時ではなく、通常時に亀頭が包皮に覆われている状態を「包茎」といいます。 ちんこの発育は第2次性徴期で終わります。 成人後も包茎の状態の方は、その後、包茎手術をしなければ自然に治ることはありません。 本来は、亀頭部は露出されることで亀頭が成長し大きくなりますが、包茎の状態が続くと、包皮で亀頭の発育が抑制され、亀頭が小さいまま大人になってしまいます。 また、包茎の方は亀頭が陰茎部よりも小さい状態であったり、包皮と亀頭の間が常に密着した状態になるため不衛生になりがちです。 包茎の種類について 【むけ具合による分類】 包皮のむけた具合によって、包茎は3種類のタイプに分かれます。 仮性包茎について もっとも一般的な包茎である仮性包茎は、勃起していない平常時に亀頭が全部または一部が包皮に覆われている状態を言います。勃起した際に痛みや締め付けを感じることがなく、亀頭をすべてスムースに露出することが可能な包茎です。 カントン包茎について 包皮の出口である包皮輪が狭いために、亀頭を露出させようとすると亀頭や陰茎を強く締め付ける状態を、カントン包茎と言います。締め付けによって、勃起すると亀頭をすべて露出することが難しい包茎となります。 真性包茎について 包皮の出口である包皮輪が非常にせまく、平常時も勃起時も亀頭を露出できない状態を真性包茎と言います。亀頭と包皮が一体化した癒着の状態を起こす、ちんこの成長を妨げるなどの欠点があります。 包茎を放置するとどうなる? 包茎を放置すると恥垢*1(ちこう)が溜まって不衛生になることで炎症を起こすことがあり、亀頭包皮炎と言います。 亀頭に雑菌などが感染することによって起こる皮膚炎です。 発症すると包皮の皮膚が赤くなり、ニキビのような赤い斑点やただれが見られるようになります。かゆみや痛みを伴う場合もあります。 包茎の治療方法は? 余分な皮を切除する治療が一般的です。 お子さんの場合は亀頭を露出させることを優先した手術になります。 背面切開といい、包皮の最も締め付けの強い部分を縦に切開し横に縫合する手術になります。 大人の場合は環状切開といい、余分な皮膚を環状に切開し全周に縫合する手術となります。 *1 恥垢とは 灰白色または薄い黄色で、湿って押し固められた粉のようなもの、または、粘土状のものが生じる。 主に生じる部位として、男性器の場合は包皮に覆われた亀頭部分に、女性器の場合は陰核周辺と大陰唇と小陰唇の間。 ケアを怠ると恥垢は性器周辺にたまってゆく。時にチーズに似た異臭を発する。菌・カビ・一部のウイルスによる炎症様症状の発症や、性器カンジダ症、性器ヘルペス、陰茎ガン、尖圭コンジローマを始めとする性感染症の温床となり、さまざまな病気を引き起こすことになる。 こうした臭いや合併症を防ぐためにも、入浴の際には恥垢のたまりやすい部所を洗う習慣を身につけたい。 男性器の場合は包皮の内側にたまりやすいので、包皮から陰茎を露出して洗う。 女性器は日常的に殺菌の役割を果たす分泌物が出ているため、粘膜を傷つけることがないよう、こすり洗いは避けて石鹸で軽く洗い流す程度にする。 俗に、男性のものはチンカス、女性のものはマンカスと呼ばれる。
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